Dear participants,

Welcome to the 2003 Aizu Regional Asia ACM/ICPC Programming Contest.

 

This letter confirms your acceptance for participation in the Japanese Preliminary Domestic Contest over the Internet. Attached you can find the Preliminary Contest Rules. Please, study them carefully. Do not hesitate to ask us if you have any questions. Our contact e-mail is aizu-icpc@u-aizu.ac.jp. Importantly, the final deadline for registration is Sep 24, 2003. Please make all necessary changes before this time. We are also open for new team registrations.

 

Schedule of the Preliminary Contest

 

  1. The final registration deadline:  Sep 24, 2003
  2. Distribution of the Domestic Preliminary Contest Rules: Sep 19-21 and Sep 24-25, 2003
  3. Collecting of Return Forms: Sep 20-28 to the following address g9dp2003@u-aizu.ac.jp
  4. Domestic Preliminary Contest: Oct 3, 2003,
    1. Training and Testing Session: 11:00~15:00
    2. Contest: 16:30~19:30
    3. Collecting Proctor’s Responses: 19:30~21:00
    4. Final Standings: 19:30~21:00
    5. Selection teams for the Aizu Contest: 21:00~24:00
  5. Announcement of Results: Oct 4, 2003.

 

With best wishes,

Nikolay Mirenkov,

The 2003 Aizu Contest Director

 

Alexander Vazhenin,

The 2003 Aizu Contest Executive Chief

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ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト
国内予選出場チームの皆様
 
                                                    2003920
                                 アジア地区予選会津大会実行委員長
                                             ニコライミレンコフ
 
プログラミングコンテストに多数の登録申込をいただき、ありがとうご
ざいました。国内予選に関する連絡事項をお知らせします。長文になり
ますが、重要事項ばかりですからよくお読み下さい。
 
*(1)要回答事項*
 
締め切り: 9/27()
返送先:   g9dp2003@u-aizu.ac.jp
 
下記の回答フォームをコピー&ペーストでメールに貼り付け、必要事項
を明記の上、返送ください。1チームに付き一つの回答フォームを御用
意願います。複数のチームの回答フォームを1通のメールでお送りくだ
さっても構いません。返送は、監督(下記(2)参照) コーチ、競技者のい
ずれの方が行っても構いませんが、同一チームで複数の回答フォームを
返送することはお避けください。
 
監督の先生
 
監督の先生の役割については、下記(2)を参照してください。監督の先
生はコーチの方でも他の先生でも結構です。1人の方が複数のチームを
監督されても結構です。監督の先生は各チームの所属する学校の「先生」
(教授、助教授、講師、助手、…)の方にお願いしてください。「大学院
生」は監督にはなれません。
 
国内予選用ニックネーム、連絡先等の登録
 
予選中の連絡先メールアドレス、国内予選用チームニックネームについ
ては、下記3.2および3.3を参照してください。国内予選用チームニック
ネームは、ASCII文字16文字以内で空白を含まないこと。日本語の使用
は不可です。#@などのメタキャラクターの使用も不可です。
 
海外派遣に関する希望の調査(付録B参照)
 
予選で成績優秀なチームを、コルカタ(カルカッタ)、北京、マニラ、ソ
ウル、高雄、ダッカ、廣州、テヘラン、ムンバイ(ボンベイ)のいずれか
のアジア地区予選に2チーム以上を派遣することを予定しています。渡
航費用、予選参加費および滞在費(予選期間中の宿泊費) は当大会実行
委員会で負担します。コルカタは1011-12日、北京は1025-26日、マ
ニラは115-7日、ソウルは116-7日、高雄は117-8日、ダッカは11 
12-13日、廣州は1122-23日、テヘランは1127-28日、ムンバイは
123-4日の開催です。ただし、派遣先国のビザの都合や派遣先サイト
の海外チーム受け入れ枠の制限および当実行委員会の都合により、派遣
地の変更や上記の派遣先のうち特定のサイトに派遣できない可能性があ
ります。
 
===================  EMAIL 回答フォーム  =====================
返送先: g9dp2003@u-aizu.ac.jp
------------------------------------------------------------------------
●ICPC参加登録システムに登録済のチーム名
 
チーム名:
 
監督の先生の登録(メールで連絡いただいた分の再確認になります。)
 
氏名:
所属:
職名:
電話(当日連絡がつくもの):
ファックス(同上):
メールアドレス:
 
チームニックネーム、連絡先等の登録
 
国内予選用チームニックネーム:
 
(申告のない場合はこちらで作成します。ASCII文字16文字以内で空白を
含まないこと。日本語不可。メタキャラクターも不可。)
 
予選中の連絡先メールアドレス:
 
(注意:これはチーム選手のうちの1名を競技中の連絡係として決めてく
ださい。複数のチームで同じメールアドレスを共有することはできませ
ん。メーリングリストのアドレスも使えません。)
 
使用するOSの名前:
使用する言語処理系の名前:
 
海外派遣について
 
以下のいずれかの選択肢を残して御回答ください。回答のない場合は、
(A)とみなします。
 
(A) 海外派遣を希望しない
(B) 海外派遣を希望する
 
海外派遣を希望する場合は開催地の希望順位を19の数字で記入してく
ださい。また派遣を希望しない開催地については「X」を記入してくだ
さい。
 
コルカタ   (         )
北京       (         )
マニラ     (         )
ソウル     (         )
高雄       (         )
ダッカ     (         )
廣州       (         )
テヘラン   (         )
ムンバイ   (         )
 
==============  EMAIL 回答フォーム(ここまで)  ===================
〔重要〕EMAIL 回答フォームをコピー&ペーストし、記入の上、
g9dp2003@u-aizu.ac.jpに、9/27()までにお送りください。
-----------------------------------------------------------------------
 
*(2)公正な競技運営のお願いと自主監督の依頼*
 
国内予選は皆様の自主的なルール遵守精神によって成り立っております。
どうか公正な競技を行って頂きますようお願いします。特に以下の点に
は注意してください。
 
(1)事前にマシンにプログラム解答例(典型的な問題で使いそうな関数等)
   その他の資料をインストールしないこと。(印刷された資料の持ち込
   みは認められます。)
 
(2)競技中に自チームの選手以外の人と相談しないこと。(口頭、電子メー
   ル、チャットすべて禁止です。)(補欠やコーチとも相談しないこと。)
 
(3)国内予選審判団以外との電子メールの送受信がないこと。
 
(4)監督者に問題の内容や英文の解釈について質問しないこと。
 
(5)出題用ページ以外のWWWページを参照したり、ftpで他計算機にアク
   セスしたりしないこと。
 
(6)フロッピーなどの媒体を持ち込んで、計算機に読み込まないこと。
 
(7)電卓や電子辞書を使用しないこと。(ただし、紙媒体の辞書は使用可能)
 
(8)複数の計算機やキーボードマウスを使用しないこと。またその他
   の入力装置を使用しないこと。
 
(9)プログラム自動生成システム(yacclex、その他)を使用しないこと。
 
これらのルールが守られていることを監督の先生によって保証していた
だき、予選終了後、「国内予選チェックシート」の各項目を確認のうえ、
チェックを入れ、監督者の自筆サインを行った上で、予選事務局宛に
ファックスして下さい。
 
=============  FAX 国内予選チェックシート  ===================
FAX番号は三つあります。いずれかに国内予選チェックシートをお送り
ください。
  0242-37-2531
  0242-37-2553
  0242-37-2733
注意:チームごとにチェックシートをお送りください。
 
------------------ ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト --------------
国内予選チェックシート
 
大学名:
チーム名:
選手名1:
選手名2:
選手名3:
 
国内予選の競技が、以下の条件を満たして行われたことを認めます。
 
計算機にプログラム回答例(典型的な問題で使いそうな関数等)その
他の資料を事前インストールしていない。
 
競技中に自チームの選手および監督者以外の人と会話していない。
(口頭、チャット、その他すべての通信手段によるものを含む。)
 
国内予選審判団以外との電子メールの送受信はない。
 
監督者に、問題の内容や英文の解釈について質問していない。
 
出題用ページ以外のWWWページを参照したり、ftpで他計算機にアク
セスしたりしていない。
 
フロッピーなどの媒体を持ち込んで、計算機に読み込んでいない。
 
電卓や電子辞書を使用していない。(:紙媒体の辞書は使用可能で
す。)
 
複数の計算機やキーボードマウスを使用していない。またその他
の入力装置を使用していない。
 
プログラム自動生成システム(yacclex、その他)を使用していない。
 
監督者氏名 (楷書で):
 
監督者署名:
 
日付 (yyyy/mm/dd):
 
------------------------------------------------------------------------
 
=============  FAX 国内予選チェックシート(ここまで)  ==============
〔重要〕国内予選チェックシートをプリントアウトし、ご記入の上、下記の
ファックス番号のいずれかにお送りください。
 
  0242-37-2531
  0242-37-2553
  0242-37-2733
注意:チームごとにチェックシートをお送りください。
-------------------------------------------------------------------------
 
*(3)準備*
 
3.1 機材
 
監督可能な場所(原則として学校内)Internet接続された競技用計算機
が必要です。午後から夜まで連続して利用可能な場所と計算機を確保し
てください。計算機の種類は問いませんが、1チーム1台限り。キーボー
ド、マウスを複数接続することは禁止されています。言語処理系はC
C++PascalJavaのいずれかであれば何でも結構です。
 
3.2 メールアドレスの登録
 
国内予選の判定は原則として自動化された自動審判システムによって行
います。このシステムから国内予選実施中に判定結果などを通知するた
めに、各チームのメールアドレスを登録する必要がありますので登録し
てください。必ずチームごとに異なるアドレスが必要です。国内予選競
技中に自動審判システムに送信する際の「From」のメールアドレスと一
致している必要はありません。
 
予選中のメールアドレスは、判定結果をお知らせするため非常に重要な
ものです。必ず回答に記入してください。
 
3.3 チームニックネームの登録
 
国内予選では実施中の途中経過(各チームの成績です。4.6を参照のこと) 
を自動的に予選用WWWサイト上で公開する予定です。その際に各チーム
を表すチームニックネームを登録してください。
 
管理システムの都合で、ASCII文字16文字以内(日本語およびメタキャラ
クターは使用不可)で、空白類(スペースやタブ、改行の類)を含まない
ものをお願いします。
 
なお、回答のない場合は、登録チーム名から以下のような方法で適宜ニッ
クネームを決めさせていただきます。
 
  - 空白を下線に変更
  - 長すぎる名前は適宜切り捨てる
 
*(4)当日の手順など*
 
: 以下の手順等の記述ではメールアドレス、URL、電話ファクス番
号は伏字になっています。これらは当日の練習開始までに電子メールで
お知らせします(予選中の連絡先として登録したメールアドレスにお知
らせします)
 
4.1 スケジュール
 
11:0015:00 練習
 
  電子メールによる回答方法等を練習していただきます。この時間帯の
  間、練習用に審判システムを稼働させます。ご都合のよい時間を練習
  にあててください。
 
16:3019:30 本番
 
  結果については当日中に予選用WWWサイト上で発表いたします。
 
4.2 当日の連絡
 
問題文に関する質問その他は、なるべく電子メールで審判団に送ってく
ださい。メールアドレスは、xxxxxx@xxxx.xxxx.xxxxxx.xx.xx(当日の練
習開始までに電子メールで連絡)です。重大な障害が発生した場合(たと
えば、いくら待っても返答が返ってこないなどネットワーク障害が疑わ
れる場合)は、電話による連絡も受け付けます。
 
電話番号はxx-xxxx-xxxx(当日の練習開始までに電子メールで連絡)です。
詳細の連絡等にファックスを用いる場合、その番号はxx-xxxx-xxxx(
日の練習開始までに電子メールで連絡)です。ファックスの受信装置は
国内予選当日に審判団がいる部屋とは別室にありますので、ファックス
を送る旨を電話などで連絡してから送ってください。
 
4.3 問題の入手方法
 
今年度の国内予選の問題は全部で5題で、AEの記号がついています。
問題は、http://xxx.xxxx.xxxx.xxxxxx.xx.xx/xxxx/(当日の練習開始ま
でに電子メールで連絡)から入手してください。
 
予選開始時刻(103日、16:30)以降、問題文がアクセス可能になります。
 
予選前の練習(同日、11:00)も予選本番と同じURLをもつ予選用WWWペー
ジに置きます。
 
予選開始の際に更新しますが、練習も本番も同じURLですので、そのま
まであれば、キャッシュされている練習の問題が表示される可能性があ
ります。予選開始にあたっては、ブラウザのreload(更新、再読み込み、
など)の機能を必ず使って、最新のページを表示するようにしてくださ
い。
 
4.4 データの入手方法
 
問題ごとに144種類のデータが用意してあります。最初に、データ1
に対する実行結果を用意して、プログラムとともに送ってください。そ
れ以降は、自動審判システムからの指示に従って、データ(24のいず
れか)を入手して、それに対する実行結果を用意し、プログラムととも
に送ってください。
 
データは、それぞれ予選用のWWWサイトからブラウザのダウンロード機
能を利用して、ファイル転送の形で各自の手元の計算機にコピーしてく
ださい。データ1 は、問題文末尾のリンクをクリックすれば入手できま
す。データ24については、適宜自動審判システムからURLが連絡され
ます。これらのデータのURLは、乱数を使って決めてあります。自動審
判システムが指示した場合以外、データ24 をアクセスしてはなりま
せん。
 
データを入手するためには指定URLのファイル内容をダウンロードする
機能をもつブラウザが必要です(NetscapeNavigatorInternetExplorer
などなら問題ありません)
 
ダウンロードした際、自動審判システム側と選手側との間で改行を表す
コードが違っている可能性があります。Unixでは改行をLF(160A10 
10)で表します。これに対してDOS系のOSでは改行をCR+LF(160D/0A
1013/10)2文字で表します。
 
データを置いてある予選用のWWWサイトではUnix方式で改行が表現され
ています。もし、選手の使っている計算機がDOS方式であり、かつブラ
ウザがダウンロードの際に改行コードの変換を行わないのであれば、不
適切な形式のテキストファイルが得られる可能性があります。
 
この問題は、ブラウザが改行コードの変換を行えば発生しませんし、プ
ログラミング言語処理系の実行時システムによって解決される可能性も
あります。したがって、どれほど重大な問題か審判団も判断しかねてい
ます。できるだけ選手側の工夫(改行コードが間違っていても正しい結
果を出すようにプログラムを書くとか、あらかじめ改行コードを正しい
ものに変えてからプログラムを走らせる、など)で解決していただきた
いと思いますが、どうしても解決が困難である場合は審判団にご連絡く
ださい。
 
4.5 自動審判システムに対する送信
 
自動審判システムのメールアドレスは、xxxx@xxxx.xxxx.xxxxxx.xx.xx
(当日の練習開始までに電子メールで連絡)です。解答を送る場合をはじ
めとして、自動審判システムに何かを送信する場合は、このメールアド
レスを指定してください。
 
自動審判システムへの送信の際は、Subject(件名)に、チーム番号、パ
スワード、送信内容の三つを指定しなければなりません。
 
Subjectの形式は次の3種類です。
 
1 --- Subject: チーム番号 パスワード 問題記号 データ番号
2 --- Subject: チーム番号 パスワード 問題記号 r
3 --- Subject: チーム番号 パスワード q
 
いずれの形式も、三つないし四つの項目からなります。項目の間は一つ
以上のスペースで区切ってください。Subject行の文字には全角(16ビッ
)文字やMIMEエンコードされた文字列は使用しないでください。
 
チーム番号とパスワードは、各チームについて審判団が決めて、事前に
連絡します。
 
1の形式は、解答(実行結果とプログラム)を送る際に用います。問題
記号(AEのいずれか)とデータ番号(14のいずれか)を指定して下さい。
 
2の形式は、処理すべきデータのURLの問い合わせです。その問題につ
いて、次にどのデータを処理すべきか分からなくなった場合に使ってく
ださい。問題記号(AEのいずれか)(1の形式における)データ番号
の代わりとして、`r'を指定してください。
 
3の形式は、そのチームの現在の状況の問い合わせです。問題ごとに
どのデータまで処理が進んだかが、応答として返ります。パスワードの
後ろに`q'をつけてください。
 
23の形式の場合、電子メールの本文は空でかまいません。1
形式、つまり解答を送る場合は、次のような内容を本文として送って下
さい。
 
%%%%%
.......
.......(実行結果)
.......
%%%%%
.......
.......(ソースプログラム)
.......
%%%%%
 
五つ以上の%を先頭に持つ行が区切り行となります。実行結果とプログ
ラムを区切り行で区切って、この順に一つにまとめたものを送ってくだ
さい。最初の区切り行の前や最後の区切り行の後は無視されます。
 
%の個数が4個以下だと、区切り行とは見なされません。その場合、ソー
スプログラムのつもりの行が実行結果の一部と解釈されたりして、正し
くない結果に終わる可能性があります。注意してください。
 
実行結果は、システムの中に用意してある正解と比較されます。ソース
プログラムは、同じ問題でそれ以前に別のデータを処理した時のプログ
ラムと比較されます。いずれの比較も機械的に行われますので、たとえ
ばスペースを一つ余計に入れただけで、不一致と判定されることがあり
ます。十分に注意してください。
 
自動審判システムからの返信は、あらかじめデータベースに登録してあ
るメールアドレス(各チームから国内予選用に申告されたメールアドレ
)に送ります。どのメールアドレスから送信したかには無関係です。
 
4.6 参加チームの成績の速報
 
国内予選実施中、参加各チームの途中成績のまとめを
 
http://xxx.xxxx.xxxx.xxxxxx.xx.xx/xxxx(当日の練習開始までに電子メールで連絡)
 
で公開する予定です。また予選競技終了時点での成績についても同様で
(ただし上位チームに限定して公開する予定です)。これらの公開内容
の詳細についても当日までにお知らせします。
 
4.7 選抜チームの発表
 
2003年の地区予選出場選抜チームは、海外選抜チームと一緒に下記ウェブ
サイトに発表します。
1) http://www.u-aizu.ac.jp/conference/ACM/Results/Preliminary/
2) http://icpc.baylor.edu/icpc/regionals/RosterPublic.asp?ContestID=653
 
*(5)その他*
 
登録申込項目の修正については、ACM/ICPC2003会津大会運営事務局
(aizu-icpc@u-aizu.ac.jp)まで必ず連絡するようにお願いいたします
 
なお、「選手の入れ替えや追加」については、許可を要する事項ですの
でまずは登録委員長(aizu-icpc@u-aizu.ac.jp)までお問い合わせくださ
(付録C参照)
 
*(付録B)会津大会出場枠、表彰、海外派遣チーム選定の規則*
 
この文書では、会津大会特有のルールについて述べる。
 
大会日程
 
会津大会にかかわる日本チームについては、103日の国内予選、111
2日の会津大会、2004328日から41日までプラハで開催される世界
大会の3段階で行われる。
 
会津大会出場枠
 
会津大会出場チーム数はワイルドカードチーム1チームを含み最大で34
である。最大で7の外国チームが会津大会に参加できる。従って、国内
から会津大会に出場できるのは、26チームとなる。
 
国内予選競技方法
 
Webで出題された5問の解答を3時間内に電子メールで送る。原則として
設問、説明などに英語を使用する。使用するプログラミング言語は、
Java、C/C++、Pascal。各参加大学では、主催者より委任された教官1
が運営責任者として監督する。
 
国内チームの選抜方法
 
会津大学出場チーム選抜方法は下記の通り。
 
手順1.チームは得点の高いほうから評価される。この手順にはルール1
ルール2、ルール3が適用される。
 
ルール1:選抜チーム数が10に満たない場合は、既に同一大学から3
満たないチーム数が選抜されていることを条件として、新しいチーム
が選抜される。
 
ルール2:選抜チーム数が20に満たない場合は、既に同一大学から2
満たないチーム数が選抜されていることを条件として、新しいチーム
が選抜される。
 
ルール3:選抜チーム数が26に満たない場合は、既に同一大学から1に
満たないチーム数が選抜されていることを条件として、新しいチームが
選抜される。
 
手順2.手順1の後に選抜チーム数が26に満たない場合は、割り当て数を
充足するためにルール4を適応し、残りのチームを得点の高い順から
再評価して選抜チームを決定する。
 
ルール4:手順1を適用後にも選抜チーム数が26に満たない場合は、
割り当て数を充足するために、同一大学から3に満たないチーム数が
選抜されていることを条件として、新しいチームが選抜される。
 
手順3.上記の手順1及び2を適用しても選抜チーム数が26に満たない場合は、
割り当てチーム数の26に到達するまで会津大会実行委員会により
残りのチームが選抜される。
 
手順4.選抜チームが大会出場を辞退した場合は、手順123を適用し
追加チームが選抜される。](ACM/ICPC会津大会ウェブサイトに順ずる)
 
国内予選における優秀チームの他アジア地区サイトへの参加助成
 
日本での国内予選において非常に優秀な成績をおさめたチームは、他の
アジア地区サイトのプログラミングコンテストへ派遣される。派遣チー
ムが会津大会に参加することは差し支えない。ただし、派遣先でプラハ
の世界大会への出場資格を獲得たチームは、会津大会に参加できない。
派遣されるチームが会津大会出場を辞退した場合は、上記の「国内チー
ムの選抜方法」にしたがって会津大会出場チームを追加採用する。
 
その他
 
上記規則をもってしても決定できない事態が生じた場合には実行委員会
での協議により決定がなされる。
 
*(付録C)選手交替に関するルール*
 
*各チームの3人の選手については、登録締め切り後の変更は原則として
 認めない。
 
*国内予選会津大会とも、3人の選手のうちの1名に限り、本人が出場
 できない場合または本人が出場したくない場合に、補欠と交代できる。
 ただし、事前に登録委員長に申し出て許可を得た場合に限る。補欠は、
 登録締め切り時点に登録していない学生でもかまわない。国内予選と
 会津大会で、同一チームの補欠が異なってもかまわない。
 
[(ACM/ICPC会津大会ウェブサイトに明示してある通り)通常は、国内予
選参加登録後はメンバーの交代は認められない。しかし、チームの所属
する大学当局が、病気もしくはその他の異常事態と認めた場合、大会実
行委員長は、国内予選後から会津大会の1週間前までの間1名のメンバー
交代を認めることができる。新メンバーは、他チームの一員として国内
予選に出場していないことを条件とする。
 
*(付録D) 国内予選システムの返すエラーメッセージ*
 
自動審判システムは、さまざまなエラーメッセージを返すことがありま
す。これらは英語で記述されているため、意味の把握が困難になる場合
があるかも知れません。そこで、システムの出すエラーメッセージとそ
の簡単な意味を以下に列挙します。
 
国内予選開始までに、自動審判システムの改造が行われ、その結果とし
てエラーメッセージが一部変わる場合があることをご了承ください。
 
答が間違っていた場合
Sorry, your answer was rejected. Try again!
 
すべての問題を解き終わった場合
Congratulations!
You have finished all the questions.
 
上以外で一つの問題を解き終わった場合
Good!
You have finished this question. Try another question.
 
正解を受理したが、前回とソースが異なり、もう解くべきデータがない場合
Your answer was accepted. However, your program was different from
the previous one.
You can't try the question any more. Try another question, if any.
 
上以外で正解したが、前回とソースが異なる場合
Your answer was accepted. However, your program was different from
the previous one.
You must process one more data. Try next data in the following
address.
 
はじめてその問題に正解したとき
Your answer was accepted. Try next data in the following address.
 
チーム番号エラー
Error: Wrong team number!!!
 
パスワードが誤っている場合
Error: Wrong password!!!
 
最後のセパレータが見つかる前に EOF が来た場合
Error: Separator not found at the end of the source!!!
 
ソースが空である場合
Error: Empty source!!!
 
コンテストがすでに終わっているとき
The contest is over.
 
問題記号が範囲外のとき
Error: Wrong question identifier!!!
 
上記以外の subject エラー
Error: Illegal subject!!!
 
解答した問題がすでに解かれているとき
Error: You have already solved the question. Try another question.
 
解答した問題がすでに解くべきデータがなくなってしまっているとき
Error: You can't try the question any more. Try another question.
 
解答すべきデータが違うとき
Error: Wrong data number
 
*(付録E)国内予選における回答方法、および判定方法についての補足*
 
国内予選の自動審判システムは、各問について以下の擬似プログラムに
示すような手順で解答の正誤を判定します。
 
    begin
       データ番号 = 1;
やり直し:
       while 解答がデータ番号に対応する正解と一致しない do
           誤りである旨を通知する;
        /* ここまでで、一つのデータについては正答した */
       if (データ番号 = 4) then
           正答したが、プログラムが変更されており、
           もうこれ以上データはない旨通知して、判定手続きを終了;
       データ番号 = データ番号 + 1;
       正答である旨と、次のデータの場所を通知;
       while 添付のプログラムが直前のものと同じ do
           begin
               while 解答がデータ番号に対応する正解と一致しない do
                   誤りである旨を通知する;
               /* 同じプログラムで同じデータに対して連続して正答した */
               正しいプログラムと判定通知して、判定手続きを終了;
           end
        /* プログラムを変更した */
        goto やり直し;
    end
 
要点を言葉で書くと、以下の通りです。
 
* 同じプログラムで連続する二つのデータについて正答すれば、正しい
  プログラムを得たものと判定します。
 
* プログラムを修正した場合、その後に連続する二つのデータについて
  の正答が必要です。たとえば、まずあるプログラムXでデータ1に正答、
  データ2には誤答すると、その後に修正したプログラムYでは、データ
  2とデータ3に正答する必要があります。
 
* 途中で誤答しても、誤答の後に同じプログラムで正答が来れば、出力
  結果の送り方を間違えただけだったものと推定し、プログラムは正し
  かったものと判定します。
 
このような手続きをとるのは、プログラムを送る前に処理すべき入力デー
タがすべてわかっている、ということがないようにするためです。わかっ
ていれば、手計算などで出力を求めておき、それを出力するだけのプロ
グラムを作ることもできてしまいますから。
 
各問に対する入力データの数は4組に限られているため、一つ目のデー
タについては正答できたが、二つ目では誤答、という失敗は、最大でも
2回までしかできません。上述の箇条書きの中にある例で、プログラムY
でもデータ2に正答したが、データ3には誤答した、という場合は、さら
に修正したプログラムZではデータ34に正答する必要があります。デー
タは4組しか用意してありませんので、プログラムZでも同様の失敗をす
ると、その問題についてはあきらめるしかありません。
 
なお、ある版のプログラムの最初のデータについては、何度誤答しても
再試行できます。
 
自動審判システムが正しいプログラムと判定通知しても、その後に審
判団があらためて人手による検査を行うことがあります。その結果、送
られてきた出力結果がプログラムと対応していないなどの不正が発見さ
れた場合は、そのチームは競技参加資格を失うことがあります。
 
以上