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プローブの接続と補正

オシロスコープの入力回路の 特性に合わせて、プローブの特性を補正する必要があります。 基本的に毎回する必要はありませんが、プローブを付け替えたり したときには補正してください。

1.
オシロスコープ自身の初期設定を行ないます。 まず、UTILITYボタン を押し、メインメニューからTek secure Erase Memoryを選択、 サイドメニューからOK Erase setup & Ref. memoryを選択します。 メッセージが出たらメインメニュー横のCLEAR MENUボタンを 押して初期設定終了です。

2.
プローブのBNCコネクタをCH1の突起に合わせて差し込み、 時計方向にロックされるまで回します。

\psbox[scale=0.4]{image/probe2.eps} \psbox[scale=0.6]{connect1.eps}
図2 プローブの接続

3.
プローブのフック・チップ(先が カギ型になっている)をPROBE COMP出力端子に接続します。
4.
AUTOSETボタンを押せば図3のような波形が表示されます
5.
BNCコネクタの四角い箱の横に小さな穴があるので、プローブに 附属のドライバー(工具セットのドライバーを使ってはいけない [*] )で 適切になるように調整する。

6.
もう一つのプローブをCH2に接続し、CH1と同様に補正する。 このとき、CH1の波形を消して、CH2を表示させるには、 CH1,WAVEFORM OFFボタンを押し、そしてCH2ボタンを押す。

\psbox[scale=0.3]{hosei.eps} \psbox[scale=0.6]{image/probe3a.eps}
図3 プローブの補正



Kenichi Kuroda
2000-06-24