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オシロスコープは、基本には「電圧」を測定する装置である。もう少し
詳しく言えば、電圧信号の時間的変化--電圧信号の波形をブラウン管上で
見るための装置であり、動的な繰り返し現象の測定装置であるといえる。
電圧を測定できれば、これを基に電流、電力などを算出することが
できる。
本実験ではオシロスコープの原理を知り、基本操作を習得するとともに、
オシロスコープを用いて電圧信号の持つ諸特性、すなわち、振幅、周期、
周波数、位相差などを測定する方法を学ぶ。
また、測定対象として発振器、直流電源回路、RC回路を利用する。
Kenichi Kuroda
2000-06-23