日本学術振興会特別研究員に採用される
コンピュータ理工学研究科博士後期課程1年佐藤 昭さんが、平成18年度日本学術振興会特別研究員に選ばれました。
本学では初めてのことです。
佐藤さんは、Victor Ryzhii 教授の指導の下、"テラヘルツ波を発振・検出する素子の理論的研究"を行っています。平成18年4月から2年間研究奨励金が支給され、さらに研究を進めることになります。
佐藤さんは「今後も研究を続け、将来は研究者になって会津大で貢献したい。」と話しています。
(右が"特別研究員"に選ばれた佐藤昭さん。左は同じ研究室の菊地正典さん。)
福島民報「会津大キャンパス通信」でも紹介されています。-->>会津大キャンパス通信177号へ
この「特別研究員」の制度は、若手研究者養成を目的として昭和60年度から実施されています。
特別研究員制度とは
優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることは、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者を育成する上で極めて重要なことである
。
このため、独立行政法人日本学術振興会は、大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し、研究奨励金を支給する。
また、世界の最高水準の研究能力を有する若手研究者を養成・確保する観点から、審査により、特に優れた大学院博士課程修了者等を特別研究員-SPD として採用し、研究奨励金を支給する。
(特別研究員平成18年度募集要項より抜粋しました。)