角山学長ら米国スタンフォード大学を視察

3月8日からアメリカを訪問中の角山茂章学長、岩瀬次郎国際戦略本部長は10日、カリフォルニア州にあるスタンフォード大学を訪問、 ジェニファー・ウィドム同大コンピュータサイエンス学科長との会談や同大の特別研究センター「Bio-X」の研究者との意見交換を行いました。
スタンフォード大学とは会津大生の短期留学や医工学の研究者間での交流が続いていますが、今回の訪問では角山学長が英語を基本とした教育、 外国人教員の割合など、日本では稀な会津大学の国際的環境を説明し、これを理解したウィドム学科長からは「日本に興味を持つ学生や 研究者に積極的に会津大学を紹介する」という方針が示されました。
続いて、角山学長らは「Bio-X」を訪問し研究者と懇談。「Bio-X」は医療、生命科学、工学に関連した複合型研究機関であり、 会津大学が4月に設立する先端情報科学研究センター(CAIST)の参考として、運用方法などを聞いた他、今後も研究内容などに関して 意見交換を行っていくことを確認しました。
スタンフォード大学はコンピュータの分野で世界のトップを走る名門校として知られ、ヤフーやグーグルの創設者を輩出したことでも有名です。 シリコンバレーの一角に位置する同大では、企業との協業、ベンチャーの創出が環境的に当たり前とされ、産学連携のモデルケースにもなっています。 起業家精神と技術力を兼ね備えた人材の育成に力を注ぐ会津大学にとって、相互交流の発展が期待されます。


ウィドム学科長との会談

「Bio-X」研究者との意見交換