小惑星イトカワの形と自転軸

SCIENCE(6 月2日号参照)

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"Pole and Global Shape of 25143 Itokawa"
H. Demura et al. (2006) Science vol. 312.
no. 5778, pp. 1347-1349

雑誌 Scienceとは?(Wikipedia)


(会津形状モデル展開図)


著 者 一 覧

出村裕英1*, 小林慎悟1, 根本絵津子1,
松本直也1, 古谷元宏1, 雪下晃1,
村中昇2, 森田秀郎3, 白川健一3,
丸家誠4, 大山洋4, 卯尾匡4,
久保田孝5, 橋本樹明5, 川口淳一郎5, 藤原顕5, 斎藤潤5,
佐々木晶6, 宮本英昭7,8, 平田成1,9


1) 会津大学
2) Cosmologic(株)
3) NEC航空宇宙システム(株)
4) NEC東芝スペースシステム(株)
5) 宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部 (JAXA/ISAS)
6) 国立天文台
7) 東京大学
8) Planetary Science Institute
9) 神戸大学

*論文主著者連絡先 E-mail: demura @ u-aizu.ac.jp


概 要


探査機「はやぶさ」搭載の 望遠カメラ(AMICA)に基づく小惑星形状認識の成果が米国科学雑誌「Science」(2006年6月2日号) に掲載されたので、その概要をまとめる。小惑星イトカワの起源のみならず、小惑星というもの一般の進化を理解する上で貴重な基本的定量情報が得られた。こ れは会津大とJAXAとの共同研究成果を核としており、科学研究費補助金の支援も頂いた。実際に運用・解析に携わった会津大学院生ならびに企業の方、論文 執筆に御協力頂いた方々が共著者として含まれている。以下、本論分の主要部分を列記する。
図3の地名一覧

補足:Science本号には、はやぶさに関する成果が本論分とあわせて7本が掲載されている。このうち会津大マルチメ ディアシステム学講座の出村・平田および大学院生5名が、形状認識成果に基づく議論ならびに運用に関わるなどして複数の共著者として加わっている。該当す るものは以下の通りである。

関係リンク


画像・写真の著作権情報について


図1−3
転載可能です。著作権は、本論文の著者とJAXAとScienceにあります。
出典は『はやぶさ』の撮影した画像はISAS/JAXA提供、それ以外は「出村裕英(会津大学)提供」もしくは「H. Demura et al.(2006), Science, 312, xxx」等と記してください。


最終更新日 2006年9月1日