地域とともに守り育む屋外キャンパス

平成16年度に「会津大学自然ふれあい整備事業検討会」を開催し、自然環境に関する専門家、 地域の団体・学校・町内会の方々とともに、屋外施設の整備のあり方を検討しました。
そこでは、大学の自然環境は地域の共有財産であり、大学は人と人とのふれあいの場であるとの認識のもと、 施設整備の基本理念として「地域の方々とともに自然環境を守り育む」が提唱され、各ゾーン毎の整備方針が 提案されました。
これを受け、平成16年度に「宝くじ協会」の助成を頂きながら「自然ふれあい整備事業」を実施しました。


1. 事業内容

大学公園・散策路
敷地外周の混交林内に、ウッドチップを敷いた1周2qの散策路を整備しました。途中にはベンチもあり、 四季の風情を味わいながら自由に散策することができます。
大学公園
大学公園
散策路
散策路

水辺の公園
会津にゆかりのある樹木(会津七木・会津要七木)やビオトープ、四阿、ベンチ等があり、地域の皆さんが 気軽に訪れ、憩うことができます。
四阿
四阿
会津七木
会津七木
ビオトープ
ビオトープ
実のなる木
実のなる木

2. 地域の方々による取組み

どんぐり育成畑
地域の園児が混交林にあるクヌギ・コナラの種(どんぐり)を拾い、畑へ植えました。2〜3年後に 生育した苗を混交林へ移植する予定です。
写真:「しらうめ幼稚園」の園児さん
どんぐり拾い
どんぐり拾い
種まき
種まき

花と緑の畑
地域のボランティア団体に花苗を植えてもらうなど、地域の方々の御協力を頂きながら、屋外環境の美化に努めています。
写真:ボランティア団体「花と緑のスタッフ」の方々
ボランティア1 ボランティア2

3.環境共生への取り組み

 
学内で発生した刈草・落ち葉を堆肥化し、学内の緑地管理で使用していますが、平成20年度より、余剰が生じた場合には、学外の方へ無償で お配りすることにしました。
今回、初の試みとして、平成20年12月31日に配布の案内を行いましたところ、お問い合わせを多数いただき、 希望者の方へ先着順でお配りしたところですが、数量に限りがあったため、ご希望に添えなかった方々も多数生じてしまい、大変申し訳ありません でした。
なお、刈草・落ち葉を堆肥化するのには時間がかかりますが(堆肥化を開始して1年以上)、お配りできる場合には、これからも 当学HP(トップページのインフォメーション)でお知らせします。
堆肥
堆肥
刈草・落ち葉
堆肥化前の刈草・落ち葉

4. お問い合わせ先

事務局 総務課(施設担当)

電話
0242-37-2512
FAX
0242-37-2546