学会報告

The International Conference on Human and Computer 2001 September 26-29, 2001

ソフトウェア工学講座 教授 小佐野峰忠

 International Conference on Human and Computerは産学官のエンジニア 及び科学者に対し、人とコンピュータ(Human and Computer)のあらゆる関連分 野における最新研究の成果を発表するフォーラムを提供しています。

 本年、第4回 International Conference on Human and Computer 2001 は9月26 日から28日まで会津大学で、また9月28日から29日まで東京の電気通信大学で 開催されました。

 9月28日、会津大学と電気通信大学間でギガビット・ネットワークを介して、 ビデオ会議が行われました。人間工学、感性工学、動作分析科学、人工生命、グラフィッ ク処理、コンピュータ・アート、認知科学、仮想環境、三次元コンピュータグ ラフィックス(3D-CG)などを含む多くの分野に及ぶ論題が関心を集めました。

 とりわけ、形状モデリング、仮想環境、知識科学、医学、マルチメディアと演 算、マルチメディアと教育のセッションがありました。 特別講演に以下の9名の講師をお招きしました。
Witold Kosinsk副学長(ポーランド)
Karol Myszkowski教授(ドイツ)
Wolfgang Vonolfen博士(オーストリア)
Jens Herder教授(ドイツ)
Sung-Bae Cho教授(韓国)
Jurgen Stauder教授(フランス)
片井修教授(京都)
Christoph Bartneck氏(ATR株式会社ATR環境適応通信研究所)
奥山文雄教授(東京)

 テクニカルセッションでは50本の論文が発表されました。 会津大学の大学院生10名が研究発表を行いました。 本学先端技術研究センターの林氏の支援によりギガビット・ネットワークを 用いたビデオ会議が成功しました。

 本会議は日本三次元映像フォーラム(3DF)と協力して行われました。 厳選された論文については、評価の上、本年末にジャーナル論文として3DFに提 出されます。