会津大学学報 第19号
目次
規程等改正
上海大学副学長ら本学訪問
学長ら武漢大、華中科技大を訪問
新たに博士誕生
LMLシステム更新
教員人事
学会・イベント情報
選挙事務と投票方法の簡素化を趣旨として、学長選考規程及び同規程施行細則が改正されました。
主な改正要点:1 選挙期日等の公示を、選挙期日の30日前から20日前に短縮。
2 候補者の推薦期間を、公示日後10日間から7日間に短縮。
3 不在者投票の手続を簡素化。
福島県上海事務所の開設を契機として中国の大学との交流を推進するため、7月8日に上海大学の周鴻剛(Zhou HongGang)副学長、 上海交通大学国家技術移転センターの張世平(Xhang ShiPing)国際部長等を本学に招へいして、大学間国際交流セミナーを開催しました。
大学間国際交流セミナーでは、両大学から大学の特色や産学連携の取組などについて講演いただき、多数の参加者が聴講しました。
セミナー終了後、両大学との交流に関する意見交換会を開催し、今後、教員・学生の交流、共同研究、産学連携などの交流を一層進めていくことについて合意しました。
また、上海大学とは交流協定の締結を目指して協議を進めることとなりました。
翌7月9日には、両大学の一行が佐藤福島県知事を表敬訪問し、今回の訪問の成果について報告しました。
9月14日から16日、本学と武漢大学が共催する学会(The 4th International Conference on Computer and Information Technology=CIT2004)が武漢大学で開催されました。 この学会は、池上学長がHONORARY GENERAL CHAIR、魏大名教授がGENERAL CHAIRを務めており、本学からも多数の教員、学生が出席しました。
9月14日には、池上学長らが、武漢大学のWu JunPei副学長と大学間交流に向けた懇談を行い、今後一層の交流を進めることに合意しました。 また、ソフトウェア工学の基礎及び応用を研究している軟件工程国家重点実験室を視察しました。
9月15日には、湖北省政府を表敬訪問しました。今年の4月に本学を視察した羅清泉省長からは、会津大学と湖北省の大学が積極的に交流することを希望するとの話がありました。 同日、華中科技大学のFan Mingwu学長と大学間交流に向けた懇談を行い、今後一層の交流を進めることに合意しました。また、光電国家実験室、東湖高新技術開発区(大学営の企業も建設中)、計算机科学為技術学院を視察しました。
9月17日に平成16年度秋季博士学位論文発表会を大講義室において開催しました。今回新たに4名の博士が誕生しました。 今回の博士学位授与者は全員が留学生です。発表会では、論文完成までの過程を含めた各30分程度の論文発表と研究科長、指導教員からの激励がありました。
発表者のうちChandrajith Ashuboda Marasingheさんは日本学術振興会外国人特別研究員に採用され、今後2年間会津大学で研究を続けることになりました。 Mostafa Ibrahim Soliman Abdel Ghaniさん、Mahmoud Saber さん、Robert R Roxasさんは母国の大学で教鞭を執る予定です。
今年2月から実施していました LML (Language Media Laboratory)システムの更新作業が、9月末をもって終了しました。
ワークステーションを SONY の NEWS から Sun Microsystems のSun Blade に替え、併せてプロジェクタやスピーカなどの AV 機器、LL も一新しました。 また、LML 専用教材をレーザーディスクから DVDに置き換えました。
〔採用〕
語学研究センター
講師 ナンシー サリバン
平成16年6月1日付け語学研究センター
講師 ジョン ブライン
平成16年7月1日付け〔退職〕
語学研究センター
講師 ケネス クランカー
平成16年5月31日付け〔就任〕
情報システム学講座
助教授 森 和好
平成16年8月1日付け所属 情報基礎論講座
教授 林 隆史
平成16年9月1日付け
・【コンピュータサイエンスサマーキャンプ実施報告】
今回で8回目を迎えたコンピュータサイエンスサマーキャンプ会津大学2004が8月7日〜10日まで会津大学等を会場として開催されました。 今回は、全国からの中高生69名と中国からの中学生13名が参加しました。学生インストラクターの指導の下、参加者は真剣に卒業制作に取り組み、また宿泊先のアルツ磐梯では、言葉、文化を越えたとても楽しい交流となりました。
・【オープンキャンパス】
今年度から名称を改め、内容も充実させて夏(8月6日)、秋(10月9日)の2回開催しました。
夏ステージ・・参加者450名。研究室公開や大学説明会のほか、Lambacher先生、大津山先生、Khmyrova先生による模擬講義や、 学生のガイドによるキャンパスツアー、ワークステーション体験を行い、参加した高校生たちからもとても好評でした。
秋ステージ・・台風上陸という悪天候にも関わらず全国から150名の参加があり、英語の模擬試験及び解答解説・傾向と対策の講演を行いました。
【パソコン甲子園実施報告】
11月6日〜7日に会津大学を会場として「パソコン甲子園2004」が開催されました。第2回目の今回は全国から463チーム1, 129名の応募があり、予選を勝ち残った30チーム80名が技術、表現力等を競いました。 各部門の結果はHP(http://www.pref.fukushima.jp/pc-concours/)でご覧になれます。
【公開講座実施報告】
今年度の公開講座は、6月12日が初回のTRYシリーズ「コンピュータと英文ライティング」よりスタートし、これまでにTRYシリーズ2講座、公開講座4講座、教員派遣公開講座2講座を実施しました。 TRYシリーズ及び公開講座については、今年度より始まった「県民カレッジ」の連携講座と位置づけて実施しています。
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