論文賞受賞のお知らせ

高橋 成雄 准教授(新領域・複雑理工)が, 国際論文誌 Graphical Models (Elsevier)に発表した論文, " Topological Volume Skeletonization and Its Application to Transfer Function Design ," が, 同論文誌で2004年から2006年の間に発表された論文の中で, 最も引用数の多い論文に与えられる, Most Cited Paper Award for Graphical Models (2004-2006) を受賞しました.

上記論文は, 医療画像やシミュレーションから得られる3次元画像(ボリューム)データを可視化する際に, そのデータの位相的な特徴を解析することで, 分かりやすい可視化画像を生成するパラメータ群を自動で計算する画期的な手法を提案しており, 発表直後から可視化関係の国際会議・論文誌等で重要な論文として引用されてきました.

なお, 本論文は 東北大学 流体科学研究所 の藤代 一成 教授と竹島 由里子 助教との共著の論文として, 発表されています.

研究内容については, プロジェクトのページもご参照ください.

一般的な初期可視化結果 データの位相解析 提案手法で得られる可視化結果
高橋 成雄 准教授 藤代 一成 教授と竹島 由里子 助教(東北大学)
IEEE Signal Processing Magazine 2007年3月号に掲載された, 受賞関係のアナウンスのページ. アナウンスの全体記事はこちら
Elsevier から送られた受賞楯. 大きな画像はこちら