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出力電圧を設定する

出力電圧は出力レンジと振幅、オフセット電圧を それぞれ指定することで設定する。

1.
出力レンジの設定
出力レンジ設定キー(RANGE)を利用して、最大電圧を 1Vまたは10Vに指定することができる。電気回路および電子回路の 実験では10Vレンジしか用いていないので、通常は操作する必要が ない。

2.
振幅とオフセットによる出力電圧の設定
振幅を設定する場合、チャネルを指定し、振幅設定キー (AMPL)を押し、数値キーまたはロータリーノブで 設定する。 オフセット電圧はオフセット設定キー(OFFSET)を 押し、数値キーまたはロータリーノブで設定する。

3のように オフセット電圧は信号の中心値をグランド(0)レベルから どの程度ずらすかを示し、 振幅はこの装置の場合peak to peak(最大値、最小値の電位差)を 指している。 出力レンジ10Vの場合の最大振幅は20Vp-p(peak to peakで20V) であり、オフセット電圧は$\pm$9.99Vまで指定できる。 ただし、その合計した電圧が出力レンジを越えることはできない。


  
Figure 3: 振幅とオフセット電圧
\begin{figure}
\begin{center}
\psbox[scale=1]{Fig/ampl.eps} \end{center}\end{figure}



Kenichi Kuroda
2000-06-24