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直流電源は黒または白の端子が-で、赤の端子が+である。
OUTPUTボタンを押し、ランプが点灯すると直流が端子に出力される。
最初にノブをすべて左(反時計回り)に回しておく(CCの赤
ランプが点灯)。
電気回路の実験では定電圧電源として使用するので、CURRENTノブを
少し右(時計回り)に回しておき(CVの緑ランプが点灯)、
VOLTAGE COARSEノブで
おおまかな電圧を設定し、FINEノブで微調整を行なう。
測定中CCランプが点灯した場合は、電流が流れ過ぎていないか
回路および配線をチェックし、
問題ない場合はCURRENTノブをもう少し右に回す。
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測定する抵抗(被抵抗)を変更する場合は、必ず直流電源の
電圧出力を最小に絞っておくこと(OUTPUTボタンで出力を止めただけでは
いけない)。
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電圧および電流測定にあたっては、あらかじめ測定値のおおよその値
(大きさ)がわかっ
ている場合は、それより少し大きめのレンジを、また値のわからない電圧、
電流を測定する場合は必ず最大のレンジで予測をし、次に最適なレンジに
切替えて測定する。
特に針が振り切れないように注意すること。
また、直流の測定を行なうので電源および測定器
の極性(+, -)に十分注意すること。
Kenichi Kuroda
2000-06-24