シンポジウム「会津大学の国際連携と今後の展望」開催

平成20年2月27日(水)から29日(金)までの3日間、会津大学国際戦略本部は「会津大学の国際連携と今後の展望」をテーマに シンポジウムを開催しました。
このシンポジウムは、海外約30の大学と協定等を締結し、積極的な国際交流や共同研究を推進しながらグローバルな発展を目指す会津大学が、 特に中国の大学との交流に注目して、大学間の国際連携による人材育成と地域貢献の進め方を探るために開催したものです。28日は、 「北京大学の戦略 〜無錫の新キャンパスと国際大学構想〜」「ITと農業の国際化戦略」と題した2つの基調講演とパネルディスカッションが 一般公開され、学内外から約80名が参加し、中国の大学の取り組みや、ITを地域産業に取り入れた発展の例などから、会津大学の更なる 国際化と地域社会発展への関わりについて考えました。講演の内容は下記のとおりです。
27日は本学の教員を含む専門家によって、ユビキタスコンピューティング、デジタルアーツ、コンピュータアーキテクチャと ネットワーキング、IT教育の4つのテーマに関する発表、29日は会津ベンチャービジネスの国際化について地元ベンチャー企業の方々を お招きし、インフォーマルディスカッションが行われました。


【2月28日(木) 基調講演・パネルディスカッション】
10:40〜11:40
基調講演1 「北京大学の戦略 〜無錫の新キャンパスと国際大学構想〜」
陳鐘氏(北京大学軟件微電子学院 学院長)
11:40〜12:40
基調講演2 「ITと農業の国際化戦略」
二宮正士氏(独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター 研究管理監)
13:30〜15:30
バネルディスカッション「会津国際化維新〜世界へのIT架け橋〜」
[パネリスト]
Daoxu Chen (南京大学教授)
Jianhua Ma (法政大学教授)
二宮正士 (中央農業総合研究センター研究管理監)
高木厚保 (福島県日中友好協会会長)
Zhonghai Wu (北京大学軟件・微電子学院 副学院長)
[コーディネータ]
佐川弘幸 (会津大学国際戦略本部長)