学生の受賞
コンピュータ理工学研究科博士後期課程3年の朱欣さんが、IEEE EMBS Japan Chapter主催の若手論文コンペティション(JpCOMPEEmbs05)に投稿した論文 'Accurate Determination of Respiratory Rhythm and Pulse Rate Using an Under-Pillow Sensor Based on Wavelet Transformation' が高く評価され、2等を受賞しました。東北地域では初の受賞です。
この論文コンペでは、医用工学分野の若手研究者の育成を主旨として行われ、研究内容だけでなく、文章や図表、英語表現など研究内容が適切に表現されているかも含め総合的に評価されます。
朱さんは平成16年4月から今回論文発表した睡眠時に枕を使って呼吸と心拍を測定するデバイスやアルゴリズムの研究を続けています。睡眠時無呼吸症候群や突然死など睡眠時の病気を早期に発見することを期待できますが、「実用化を目指して、今後も研究を続けていきたい」と話しています。