「地域社会のための気候研究」講演会開催

会津大学と(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC)の連携講演会「地域社会のための気候研究」が3月19日(木)、 産学イノベーションセンターで開催されました。
この講演会は会津大学がJAMSTEC、農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)、福島大学、東京大学などと連携して 実施する地域環境情報科学の研究の周知と促進を目的に企画され、この研究に関する会津大学の取り組みを紹介すると共に、 気象分野で著名な研究者を招き、世界が直面する気候変動の問題やその変動を予測する研究、福島県の地球温暖化対策 などについて講演が行われました。
講師と演題は下記の通りです。


「挨拶および会津大学の紹介」
ニコライ・ミレンコフ(会津大学副学長)
「地域環境情報への取り組み」
寺坂晴夫(会津大学教授)
「異常気象と気候変動」
山形俊男(東京大学教授、JAMSTECプログラムディレクター)
「東アジアの天候変動:観測事実と将来予測から見えるもの」
中村尚(東京大学准教授、会津大学客員教授、JAMSTECグループリーダー)
「数値海流予測(「海中天気予報」)の応用について
宮澤泰正(JAMSTECサブリーダー)
「福島の気候変動とメソ気候予測の必要性」
渡邊明(福島大学教授)
「福島県の地球温暖化対策について」
鈴木克昌(福島県生活環境部環境共生課主幹)

講演会の様子