このページは,我々の多面体展開図生成プロジェクトに関する研究資料を提供するために, 一時的に用意されているものです. 本ページは,近い将来さらに改訂が行われる予定です. |
展開図パタン例
我々の多面体展開手法は,入力された3次元多面体をひとつの展開図パッチに変換します.
これにより,実際に展開図から多面体形状を組み立てる際の作業が大幅に簡単化かつ効率化されます.
本手法で生成される展開図パッチの境界稜線には,
異なる色を施した矢印が描かれています.
そして,
同じ色の矢印を向きを合わせて対応させることで,
境界稜線の貼り合わせ方を簡単に見つけることができます.
「位相手術」と呼ばれる数学的概念により,
我々は展開図境界上に,
同じ色をした矢印の組が隣同士に並んでいるものを少なくともひとつ常に見つけられることが保証されており,
この事実によりそのような矢印の組を順々に縫い合わせていくことで,
全体の多面体を簡単に組み立てることができるのです.
実際の組み立て方の詳細については,是非以下にありますビデオをご参照ください.
(サムネイル画像をクリックすると,オリジナルの解像度の画像を見ることができます.) |
サンプルプログラムコード
我々の研究成果の興味をもたれた方のために,
プログラムソースを利用できるようにしました.
プログラムは必要時に適宜更新されるかもしれません.
このプログラムの将来に渡る保守に関しては責任を負いませんが,
プログラムコードに関するフィードバックについては受けとる用意があります.
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参考文献とビデオShigeo Takahashi, Hsiang-Yun Wu, Seow Hui Saw, Chun-Cheng Lin, and Hsu-Chun Yen, Optimized Topological Surgery for Unfolding 3D Meshes, to appear in Computer Graphics Forum (Proceedings of the 19th Pacific Conference on Computer Graphics and Applications (Pacific Graphics 2011), Vol. 30, No. 7, pp. 2077-2086, 2011. Paper-preprint (PDF, 5.3MB), Video(MOV, 19MB) |