配線:
POWER SUPPLY UNITの 0V端子に、CH1オシロスコー
プ・プローブのワニ口グランド・リード(接地端子)を、また上部
のAC端子にプローブ・チップを接続する。
ここではCH2は使わないので、CH2の波形を消しておく。
配線:
オシロスコープの2組(CH1, CH2)のプローブはそのままにしておき、
実習回路のS1端子間を附属の白いショート・バー
で短絡する。
手順:
CH2のプローブ・チップを
S3端子からはずし、NSに接続する。そして、CH1のプローブを上部のAC端
子からはずして、S3左側の端子に接続する。
全波整流の平滑波形を観察する場合は、S1, S2にショート・バーを差し込み、 半波整流の平滑波形を観察する場合はS1, S2を外す。
この場合、図7と上下反転した平滑波形になるので、 VERTICAL MENUボタンを押してから、 下のMAIN MENUのInvert Offボタンを押し、サイドメニュー に現れたInvert Onを押せば、ディスプレイ上の波形は上 下反転し図7の形になる。
平滑波形を観察しやすくするためには、CH2の電圧感度を5V/DIV程度に
上げVertical Positionノブで調整するか、入力カップリングを[AC]に
すると良い。
また、脈動分の電圧 を測定する場合、オシロの
CURSOR機能を利用すると良い。
(注)
最終回路に定電圧(ツェナー)ダイオードを使っているので、
出力電圧は安定しているように見えるが、実際は約30mV前後の
脈動電圧が残っている。
配線:
S1,S2,S3,S4,S5にショート・バーを差し込み全回路を完成させ、
+SVにCH1のプローブ・チップをつなぐ。