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直列共振回路のインピ−ダンス
インピ−ダンスの位相角(偏角)
ただし、
入力電圧を
で表せば
、すなわち位相0の
を基準とする。
電流Iの大きさは、
ここで、位相を入れてフェーザ表示すると
VRの大きさは、
したがって、入出力比
 |
= |
 |
(7) |
位相を考慮し、フェーザ表示すると
したがって、出力電圧
(位相は電流と同じ)と入力電圧
の間の位相差
は
となる。すなわち、共振角周波数
、または共振周波数
のとき両者の位相差
は0である。
>
、すなわちf > f0のときは
< 0で、電流の位相は入力電圧より
遅れる。
<
、すなわちf < f0のときは
> 0で、電流の位相は入力電圧より
進むことになる。
Kenichi Kuroda
2000-06-24