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検討事項

1.
フィルタ実験
フィルタ作用の原理を復習、確認すること。測定結果を理論値と比較し、 その差について検討する。また、時定数RCの値によってフィルタとしての特 性はどうなるかを考え、推論せよ。
2.
微分、積分回路実験
時定数RCの値と入力方形波の繰り返し周波数によって微分、積分波形が どのように変わるかについてコンデンサの充放電の速さを考慮し、検討せ よ。
3.
直列共振回路
共振周波数f0においてはインピーダンスが最小(抵抗分Rのみ)になり、 回路を流れる電流が最大になる。ということはオームの法則I=VR/Rの関係よりVR/Vが最大(=1)になること、また位相角の符号が反転することも確認する。共振幅DeltafQ値を理論を基に計算し、それぞれ実験値と比較検討する。



Kenichi Kuroda
2000-06-24