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図4の測定回路を用いて出力特性(
VCE-IC特性)を
測定し、グラフに描きなさい(図5参照)。
IB=0, 5, 10, 15, 20Aのそれぞれについて、
VCE=0〜5Vの範囲で直流安定化電源を設定し、電流ICを測定する。
IBの電源としてFGのDCモードを、E-C間は直流安定化
電源を使用する。IB, IC用の電流計はアナログ式の
A, mA計、VCEの測定にはディジタルマルチメータを
使用する。
- (注1)
- 立ち上がり付近(VCE=0〜1V)は電流ICの変化が激しいので、
詳細に測定すること。
- (注2)
- VCEとIBは互いに影響し、どちらかを変化させると
もう一方が変化してしまう。常にIBが一定になるように、
IB, VCEを調整しつつICを測定すること。
- (注3)
- IB=0の場合はVCEを増加させても電流ICが
ほとんど流れない。
- (注4)
- 「半導体工学」102頁図3.26、および「基礎電気・電子工学」128頁図3.14に
pnpトランジスタのエミッタ接地の電流 - 電圧特性が示されている。ただ
し、pnpトランジスタなので、- 符合になっている。これらの特性で見ら
れるように、一般には、コレクタ電圧は10 - 20V, ベース電流は
、コレクタ電流ICは10 - 20mAくらいの範囲で変化させて
いる。本実験では、基礎的な測定であるためおよびトランジスタの
過熱を防ぐため、電流、電圧を小さく選択してあるが、基本的な測定方法
は全く同じである。
Figure 4:
出力特性測定回路
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Figure 5:
出力特性(
IC - VCE特性、IB一定)例
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Kenichi Kuroda
2000-06-24