競技の概要
1. モバイル部門の概要
モバイル部門競技では、Android搭載のスマートフォンを対象に、テーマに基づいた“夢のある”アプリ
ケーション(以下アプリとする)を企画・開発し、その総合的なプロデュース力を競い合います。
2. テーマ
今回のテーマは「チャレンジ!!〜苦手を得意にするアプリ〜」です。
人生には乗り越えなければならない壁がたくさんあります。その壁を乗り越えることで人は成長し、それぞれが思い描く”夢“を実現できるのではないでしょうか。主催者である会津大学は、コンピュータ理工学を専門とした大学ですが、学習や研究の過程で学生や教員たちは壁にぶつかることもあります。それでも皆、コンピュータが持つ“無限の可能性”を信じ、壁を乗り越えるべく、日々「チャレンジ」しています。
皆さんの想像力を膨らませながら、「チャレンジ!!〜苦手を得意にするアプリ〜」というテーマを基に、自由な発想でアプリを企画してください。例えば、苦手な科目を得意にするアプリ、体を動かすのが苦手な人も逆に体を動かすのが楽しくなってしまうアプリなど、これらに限らずとも可能性は広がっています。
競技要項
競技ルール
予選について
パソコン甲子園事務局による審査会(応募者の出席を要しない)を開催し、応募のあった企画書の審査を行い、本選に進出する8チームを選出します。なお、できるだけ多くの学校の本選出場が可能とように同一校からの選出は2チームまでとします。
1.企 画 力:テーマに対する発想力、モバイルアプリの機能が活用されているか等
2.インパクト:内容の面白さ、新規性、メッセージ力等
3.実現可能性:アプリ開発の知識、企画を実現させる為の展望があるか、構成がしっか
り練られているか等
4.実 用 性:アプリの機能が実用的か等
平成26年7月25日(金)に本選出場チームに対して本選出場通知を発送するとともに、出場チーム名、学校名及びチーム番号をパソコン甲子園のWebサイト上で発表します。
本選について
平成26年11月8日(土)、9日(日)
10月8日(水):アプリの提出締切(事前チェック)
この日までにすべてのチームが一度作品を提出し、パソコン甲子園事務局による事前チェック(動作確認等)を経て、本選で発表するアプリを完成します。
事前チェックの後、本選までのおよそ1ヶ月は作品の修正ができますが、あくまでも最終段階の微調整を行う期間として位置付けています。本選出場チームは、10月8日(水)までに制作途中ではなく、アプリを起動し、使用可能な完成した状態の作品を提出して下さい。また、本選でのプレゼンテーション及びデモンストレーション・セッションの準備を並行してすすめてください。
*事前チェックの結果によっては、各チームに修正作業等を行っていただくことがあります。(事前チェック結果送付日:平成26年10月20日(月))
(事前チェック時の提出物)
事前チェックの提出では、次の3点をCD・USBメモリ等の記憶媒体に保存し、事務局まで送付して下さい。
・アプリをダウンロードし、作品の内容を確認するために必要となるデータのすべて
・実際にアプリを起動し、作品を使用している様子を撮影した動画
・作品の使用方法を補足する説明書・マニュアル(書式は自由とします)
アプリの制作にあたり、パソコン甲子園事務局より各チームそれぞれに1台ずつスマートフォンを貸与します(インターネットの利用ができるプロバイダ契約済み)。
ただし、各チームが用意したスマートフォンによりアプリの制作を行ってもかまいません。
各本選出場チームには会津大学生がチューターとして付き、開発スケジュールの進捗管理や必要に応じて開発に関するアドバイスをメールや電話で行います。アプリ開発に際し分からない点や不安なことなど、何でもご相談ください。詳細については本選出場チームに連絡します。
作品(ハードウェアと連携した作品を含む)は、パソコン甲子園事務局に送付する際に(事前チェック時及び最終版の提出時)、100サイズの段ボール(A式)1箱におさめられる範囲内で制作してください。ただし、作品のサイズ制限にはデモンストレーション・セッションで使用するパソコン等の物品は含まれません(ノートパソコン、作品を説明するポスター及び掲示物、所属学校の紹介を目的とした写真、旗、のぼり等)。なお、デモンストレーション・セッションで使用可能な電源は、最大15アンペア程度となることを考慮して制作にあたってください。 本選競技の前、作品の最終確認において、サイズ制限をオーバーしていた場合は、審査の際減点対象となります。
本選会場内の各チームごとの発表ブースにて、来場者に対してアプリを紹介するデモンストレーション・セッションを実施します。
@ プレゼンテーションについて
本選では、各チームが持ち時間5分のプレゼンテーションを行います。企画・開発に込めた思い、作品の概要等を説明し、プレゼンテーション後には審査委員からの質疑応答があります(持ち時間5分には含まれない)。
作品の詳細については、デモンストレーション・セッションで紹介することを前提とし、プレゼンテーションでは要点を絞り、制限時間内で簡潔にまとめてください。時間オーバーは審査において減点されます。
なお、プレゼンテーションでは、競技会場のステージ上でパソコン(事務局でも用意しますが、持ち込みも可)とオーバーヘッドカメラを使用し、スマートフォンや各チームが用意したパワーポイント等をスクリーン上に映すことができます。また、作品にスマートフォンと連携するハードウェア等が含まれる場合は、プレゼンテーションで使用することを認めます。
ただし、ステージ上で使用可能なパソコンは1台とし、スマートフォンやパソコンの画面を映すスクリーン及びモニターは事務局で用意したものに限ります(スクリーン×1台、モニター×1台)。
なお、事務局で用意したスピーカーをパソコンに接続し、使用することができます。 その他に、プレゼンテーションで使用したい機器等があれば、必ず事務局に問い合わせて確認してください。
※ プレゼンテーションの順番、及びデモンストレーション・セッションのブース位置についてはクジにより決定します。
A デモンストレーション・セッションについて
プレゼンテーション後は、チームごとの発表ブースにて、作品の紹介及び体験を提供するデモンストレーション・セッションを行います。セッションでは、審査委員及び来場者からの質問に随時対応するとともに、アプリの操作方法等を説明しながら、作品のPRを行います。
なお、ブースの仕様は本選出場チーム決定後に発表します。昨年のデモンストレーション・セッションの様子は、下記URLにアクセスして参考にしていただけます。
・パソコン甲子園2013 USTREAM 映像
http://www.ustream.tv/channel/pc-koshien2013
・パソコン甲子園2013モバイル部門競技の様子
http://www.u-aizu.ac.jp/pc-concours/2013hon/final/f_photo_mobile.html
各チームの作品、プレゼンテーション及びデモンストレーション・セッションの内容を、以下の4つの観点から審査します。そのうえで、審査員は"夢のある"アプリを企画・開発する総合的なプロデュース力があるかどうかに重点を置いて協議し、入賞チームを決定します。なお、来場者から最も優れていると思う作品を選んで投票してもらい、その結果は審査において考慮します。
(審査項目)
1.技 術 力:選手の開発スキル、実装された機能の完成度、動作の安定性等
2.デ ザ イ ン:ビジュアル的な見栄え、表現技法、使い勝手等
3.イノベーション:ユーザーが体験できる楽しさ、ビジネス性、独創性、発展可能性等
4.プ レ ゼ ン 力:プレゼンテーション及びデモンストレーション・セッションの出来栄え、
チームワーク等
本選当日は各本選出場チームに下記の物品を貸与します。
(貸与物品)
@ テーブルタップ 1台
*本選では各チームに2口ほどの電源を用意する予定です。口数が足りない場合に 貸与申請をして下さい。
A 2極→3極アダプター 1個
B ディスプレイ(17インチ)1台(デモンストレーション・セッション用)
※ 貸与の要否については、本選出場チーム発表後に伺います。
※ 上記物品以外は貸与しません。
Android Seminar for パソコン甲子園
企画書のつくり方や、Androidについて詳しく知りたい人は、下記リンクにアクセスすると、モバイル部門参加に役立つ情報を入手することができます。