競技の概要
1. モバイル部門の概要
モバイル部門競技では、Android搭載のスマートフォンを対象に、テーマに基づいた
“夢のある”アプリケーション(以下アプリとする)を企画・開発し、その総合的な
プロデュース力を競い合います。
2. テーマ
今回のテーマは「食と健康〜家族とともに〜」です。
「食」も「健康」も皆さんが日々生活していくために必要なものです。 でも、そこに「家族」がプラスされたら、なんだか温かい気持ちになりませんか。
現代社会では、共働き世帯の増加、3世代同居世帯の減少など、「家族」形態が変化しています。皆さんも、放課後の部活動や習い事があると、家族で一緒に食事をする機会が減っているかもしれません。朝の欠食、子どもの偏食、高齢者の孤食など、「食」に関する問題点は多く挙げられ、それが生活習慣病など私達の「健康」を脅かすことになります。
「和食」は2013年に無形文化遺産に登録された、私達日本人が世界に誇る伝統的食文化です。「健康」であるために理想的なその慣習でさえ、「家族」形態の変化により継承が難しくなっています。
皆さんの想像力を膨らませながら、「食と健康〜家族とともに〜」というテーマを基に、自由な発想で“夢のある”アプリを企画してみてください。 家族とともに、「食」を通して「健康」になることで、皆さんも改めて「家族」の大切さに気づくはずです。
競技要項
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本選大会(プログラミング部門・モバイル部門各部門)をオンラインで実施します。
募集要項、競技要項(プログラミング部門・モバイル部門)を改訂しましたので、よく確認してください。
【改訂版】
競技ルール
・ソフトウェアのみで構成されたアプリ
・ハードウェアと連携したアプリ
・人の動きと連携したアプリ
・インターネットの情報と連携したアプリ
相談窓口について
今年から、モバイル部門の相談窓口を開設しました。モバイル部門担当教員・会津大学生・事務局で構成されたモバイルチームが、アプリ開発におけるみなさんの疑問・問題解決のアドバイスをします。
電子メールにて、お気軽にご相談ください。
E-mail: pck-mobile@u-aizu.ac.jp
※質問の内容によっては、お時間をいただくことがあります。
また、不公平となるようなことはお答えできません。
予選について
パソコン甲子園事務局による審査会(応募者の出席を要しない)を実施し、応募のあった企画書の審査を行い、本選に進出する8チームを選出します。
なお、できるだけ多くの学校の本選出場が可能とように同一校からの選出は2チームまでとします。
@ 企 画 力:テーマに対する発想力、モバイルアプリの機能が活用されているか等
A インパクト:内容の面白さ、新規性、メッセージ力等
B 実現可能性:アプリ開発の知識、企画を実現させる為の展望があるか、構成がしっか
り練られているか等
C 実 用 性:アプリの機能が実用的か等
2020年7月22日(水) 31日(金)に本選出場チームに対して本選出場通知を発送するとともに、出場チーム名、学校名及びチーム番号をパソコン甲子園のWEBサイトで発表します。
予選にかかる経費(郵送料、制作にかかる費用等)については、参加者の負担とします。
本選について
2020年11月14日(土)、15日(日)
※本選出場チームの決定後、作品の提出まではおよそ2か月半となります。企画書の作成時から、計画的な制作スケジュールを検討しておくことを推奨します。また、事前チェックの後、本選までのおよそ1か月間は作品の修正ができますが、あくまでも最終段階の微調整を行う機関として位置付けています。本選出場チームは 10月7日(水)までに制作途中ではなく、アプリを起動し、使用可能な完成した状態の作品を提出してください。また、本選でのプレゼンテーション及びデモンストレーション・セッションの準備を並行してすすめてください。
※事前チェックの結果によっては、各チームに修正作業を行っていただくことがあります。
アプリの制作にあたり、パソコン甲子園事務局より各チームそれぞれに1台ずつスマートフォンを貸与します。それぞれのチームが用意したスマートフォンにより制作を行っても構いませんが、本選時は本事務局が準備したスマートフォンにて実装が必要ですので、必ず貸与したスマートフォンにて動作を確認してください。
本選で発表する作品(ハードウェアと連携した作品を含む)は、100サイズの段ボール(A式)1箱に納められる範囲内で制作してください。
@ プレゼンテーション(8分間)
・オンラインにて各チームが持ち時間8分のプレゼンテーションを行います。プレゼンテーションの後には審査委員からの質疑応答があります(持ち時間8分には含まれない)。企画・開発に込めた思い、作品の概要等を説明し、要点を絞り簡潔にまとめてください。
また、作品の詳細に関し、主要な画面遷移とアプリケーション使用の流れ(どのような操作をしたら、どのような画面が出るか)が分かるよう作品のデモンストレーションを入れてください。使用するシステムや必要な環境等については、各本選出場チームに通知します。
なお、時間オーバーは審査において減点されます。
・作品にスマートフォンと連携するハードウェア等が含まれる場合は、プレゼンテーションで使用することを認めます。その他に、プレゼンテーションで使用したい機器等があれば、必ず事務局に問い合わせて確認してください。
A アプリ動作等説明動画(5分間)
・すべての画面遷移とアプリケーション使用の流れ(どのような操作をしたら、どのような画面が出るか)がわかるような動画を作成し、11月11日(水)までに提出します。
なお、動画はスマートフォンの画面とキャプションのみで構成されたものとします。
・提出頂いた動画は、審査の補足資料とします。
各チームの作品、プレゼンテーション及びデモンストレーション・セッションの内容を、以下の4つの観点から審査します。その上で、審査員は"夢のある"アプリを企画・開発する総合的なプロデュース力があるかどうかに重点を置いて協議し、入賞チームを決定します。なお、来場者から最も優れていると思う作品を選んで投票してもらい、その結果は審査において考慮します。
(審査項目)
@ 技 術 力:選手の開発スキル、実装された機能の完成度、動作の安定性等
A デ ザ イ ン:ビジュアル的な見栄え、表現技法、使い勝手等
B イノベーション:ユーザーが体験できる楽しさ、ビジネス性、独創性、発展可能性等
C プ レ ゼ ン 力:プレゼンテーション及びデモンストレーション・セッションの出来栄え等
Android Seminar for パソコン甲子園
企画書のつくり方や、Androidについて詳しく知りたい人は、下記リンクにアクセスすると、モバイル部門参加に役立つ情報を入手することができます。