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(2) I-V法による抵抗測定

この測定では 図2(a)の測定回路を用い、 電圧計の内部抵抗による影響を調べる。 そのために、 ある抵抗に対して 電流を流し、内部抵抗の異なる電圧計 で電圧を測定する 。

直流電源は最大出力電圧18V(818-3)のものを使用する。 電流計はアナログ式の直流電流計($\mu$A, mA計)を使用し、 測定電流の大小に応じて 測定レンジを適切に選択する。 電圧計は以下の3種類を使用する。

120D
内部抵抗の比較的大きい(10M$\Omega$)ディジタルマル チメータ(直流電圧- DC V )
220D
内部抵抗の比較的小さいテスター(直流電圧-白字のDC目 盛り)の25V レンジ
320D
同上 10V レンジ

(注) 最大電流は10mAまでとする。使用している抵抗の電力定格は 1/8Wから1/2Wであるので、それ以上流すと抵抗が焼けることが ある。


  
Figure 4: 抵抗値(公称値と実験値)グラフの例
\begin{figure}
\begin{center}
\leavevmode
\psbox[scale=0.56]{Xmgr/Riv3.eps} \end{center}\end{figure}



Kenichi Kuroda
2000-06-24