(3) V-I法による抵抗測定

この測定では 図2(b)の測定回路を用い、 電流計の内部抵抗による影響を調べる。 そのために、 電流計の特定のレンジを使用し、ある抵抗に対しての 電流、電圧を測定する。

• 100$\Omega$, 1.0k$\Omega$, 10k$\Omega$, 100k$\Omega$, 1M$\Omega$の 各抵抗について、端子電圧Vおよび 測定回路を流れる電流Iを100, 300, 1000$\mu$Aレンジで測定し、 抵抗値（実験値）を求めなさい。

• また、図4のように公称値と実験値のグラフを描きなさい。

直流電源は100, 300$\mu$Aレンジで測定する場合は 最大出力電圧18V(818-3)のものを使用し、1000$\mu$Aレンジで 測定する場合は最大出力電圧36V(836-1.2)のものを使用する。 電圧計としては/bf ディジタルマルチメータ、 電流計はアナログ直流電流計($\mu$A)を使用する。

手順は電流計のあるレンジを選び、抵抗を取り替えつつ、 電流および電圧を測定する。 １つのレンジについて測定が終了したら、次のレンジに変えて 上記手順を繰り返す。