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(2) オシロスコープを用いた電圧-電流特性の直視

(注1)
オシロおよびFGの電源コードには3P-2P変換アダプタをつけ、 コンセントに差し込み、 アース端子をどこにも接続しないこと [*]

(注2)
オシロスコープによる測定では電 流を直接測定できないので、ダイオードと直列接続された抵抗R(本実験で は$510\Omega$抵抗)の端子間電圧VRで代用する。この場合、ダイオー ドをながれる電流IVR/Rで与えられる。

(注3)
FGから信号を出力する前にオシロをXYモードにし、VARTICAL POSITIONノブで 原点と輝点を合わせておくこと。 また、オシロの入力カップリングはDCモードを利用する。

(注4)
ダイオードの極性はテスターなどで確認すること。 なお、テスターの内部電池の+極が-COMに接続されていることに 注意しなさい。

(注5)
画面上の電圧-電流特性の上下左右の関係が図 4の場合と異 なる場合はCH1,CH2についてInvert OnまたはInvert Offを選択し、調整する。


    
Figure 3: 電圧-電流特性直視用回路
Figure 4: オシロスコープに表示される抵抗および各種ダイオー ドのV-I特性の例
\begin{figure}
\begin{center}
\leavevmode
\psbox[scale=0.4]{me-ex4-fig3.eps} ...
...r}
\leavevmode
\psbox[scale=0.6]{Fig/Diode/Rgsz.eps} \end{center} \end{figure}



Kenichi Kuroda
2000-06-24