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図3の回路とオシロのXYモードを利用し、
図4のような
抵抗(1k
)およびダイオード(Ge, Si, ツェナー, LED)
の電圧-電流特性を直視観察、記録しなさい。
入力信号は300Hz, 振幅18V, オフセット電圧0Vの正弦波を使用する。
-
抵抗に対しては勾配(
)から
おおよその抵抗値を求める。
- (注1)
- オシロおよびFGの電源コードには3P-2P変換アダプタをつけ、
コンセントに差し込み、
アース端子をどこにも接続しないこと
。
- (注2)
- オシロスコープによる測定では電
流を直接測定できないので、ダイオードと直列接続された抵抗R(本実験で
は
抵抗)の端子間電圧VRで代用する。この場合、ダイオー
ドをながれる電流IはVR/Rで与えられる。
- (注3)
- FGから信号を出力する前にオシロをXYモードにし、VARTICAL POSITIONノブで
原点と輝点を合わせておくこと。
また、オシロの入力カップリングはDCモードを利用する。
- (注4)
- ダイオードの極性はテスターなどで確認すること。
なお、テスターの内部電池の+極が-COMに接続されていることに
注意しなさい。
- (注5)
- 画面上の電圧-電流特性の上下左右の関係が図 4の場合と異
なる場合はCH1,CH2についてInvert OnまたはInvert Offを選択し、調整する。
Figure 3:
電圧-電流特性直視用回路
Figure 4:
オシロスコープに表示される抵抗および各種ダイオー
ドのV-I特性の例
![\begin{figure}
\begin{center}
\leavevmode
\psbox[scale=0.4]{me-ex4-fig3.eps} ...
...r}
\leavevmode
\psbox[scale=0.6]{Fig/Diode/Rgsz.eps} \end{center} \end{figure}](img12.gif) |
Kenichi Kuroda
2000-06-24