中澤 研究室

体育実技4


集中講義 水泳

○日時/場所

実習場所:会津大学プール

○目的

浮力と水温という特殊な環境下で自らの四肢を使う特殊な運動である水泳は、健康の維持増進には最適な運動である。ここでは基本的な水中動作を意識した4種目の技能を向上すると共に水中でのトレーニングの方法を学ぶことで生涯スポーツにつなげる。

○目標

・技能の習熟を図る

・参加者同士の交流を図る

・参加者の日常における意識・行動が望ましい変容を示す

・生涯スポーツの意義を理解し、日常での実践に繋げる


○具体的習得内容(2コマづつ)

※1回目 水の特質/沈下速度と泳ぎの質/水に浮く・潜る・沈む/水上に身体を滑らす/水中で身体を滑らす/スカーリング/巻き脚/浮力と推進力を利用した前後の体重移動を意識した平泳ぎのドリル

※2回目 基礎代謝と体格の測定/乳酸値から見た初心者の負荷レベルと熟練者の負荷レベルの特質/溺れる条件/着衣泳/救助法 

※3回目 肘から下に重点をおいた水中動作のドリル/水中カメラによるドリルのチェック/浮力と推進力を利用した前後の体重移動とバタフライのドリル

※4回目 左右の身体の返しと浮力を意識した自由形のドリル/浮力と肩甲骨の動きを意識した自由形のドリル/キックのタイミングを意識したドリル/自由形のポイント/目的別水中トレーニングの組み立て方

※5回目 自由トレーニング30分/左右の身体の返しと浮力を意識した背泳ぎのドリル/左右の身体の返しに合わせた「舞」を入れたキックのタイミング/身体の軸を意識した泳ぎとキャッチポイント

※6回目 4種目のドリルを取り混ぜたドリル/長距離をゆったりと速く泳ぐ(インターバルトレーニング)

※7回目 トレーニング計画に沿ったフィットネス

※8回目 基礎代謝と体格測定/集団でのツアースイム